風影奪還の章をやっと見終えましたー。

サソリもチヨバアさまも死んじゃうし、だんだん途中からいっぱいいっぱいになりながらもアニメの風影奪還の章DVDを全巻観ました〜。なんか達成感。長い話の中の一部とはいえ、原作で筋を知っていつつも、一連のアニメDVDもしっかりちゃんと観たのとか初めてだったんで。それにしても、なんつーか、なんて涙なくして観られないアニメなんだー!!(原作ももちろん同様!)
チヨバア様が最後の力を振り絞って転生忍術を始めたのを、チヨバア様の意を酌んで見届けるサクラちゃんの姿が…姿が…。泣けましたー。(アニメ放映時にちゃんと見とくんだっとよ、こんなにいい話なんだから!)砂を離れる際にチヨバア様のお墓に去りがたくしていたサクラちゃんが、そっと墓石に手をかけて去るシーンも泣けた…。
対サソリ戦の中で織り上がった、疑似家族とも師弟関係ともちょっと違う言葉では言い取れないようなふたりの信頼関係がほんとうに好きです。(年配の女性と女の子って組み合わせに弱いみたいです…十二国記の采王と采麟とか。続刊出ないかな、早く・笑)そんな信頼関係がこれから深まってくといいな、と期待を持っているところに、チヨバア様が最後に転生忍術を施すという展開で、ものすごく切なく悲しかったですねぇ。

一連のDVD、ずっと娘と一緒に見ているのですが、ひとつ困るのが(笑)セリフの少ない心情表現の場面や、所作や表情で心情を表す場面で、これはどうしたの?どうなったの?と訊かれること…!特に困ったのが我愛羅の守鶴を封印してるシーンで、ナルトの横には先生や仲間、友達が増えてくのに対し、我愛羅のそばには誰も居なくてひとりで泣いてるシーン…。説明に詰まった…といのではなく、説明してるうちにだんだん悲しくなってきて途中から涙が出てきて説明できず…困りました。大抵感動シーンで説明を求められるので、すみません、泣いてるので説明できません、になってます。チヨバア様のお墓のもとをサクラちゃんが離れがたくしてるとこも困りました…よ。
娘もポケモンや動物番組では結構泣いてるのにナルトだけは泣かない。なんでだ。

そういえばこないだ娘が単行本読んでるときに、私の母が「前から不思議だったんだけど、漫画ってどうして表紙は色がついてるのに、中は白黒なの? 何が何かわからなくない?」と訊かれた…。んなこと考えたこともなかったので、ちょっと衝撃的でした(笑)そして返答に困りました(笑)