ポケモンDP「迷子のホエルコ!」

次なるコンテストが開かれるアケビタウンを目指し、船着き場を訪れるサトシたち。ですが、船は終日欠航。
そばを通りがかった男性に理由を尋ねてみると、船着き場から見えるところにたくさん集まったホエルオーたちに航路を塞がれて出航できないとのことでした。
仕方なく場所を移し昼食の準備をするサトシたちでしたが、タケシがピカチュウポッチャマポケモンフーズを用意すると、それをさっと奪っていくポケモンの影が…。袋に入ったポケモンフーズをくわえ、立っていたのはルクシオでした。ポケモンフーズを取り返そうと、そのまま走り去ろうとしたルクシオルクシオの仲間たちのあとを追っていくポッチャマ。それについていくと、ルクシオたちはマンホール下の地下水路に入っていきました。
そこへロケット団の邪魔が入ります。サトシとピカチュウも蓋が開いたままだったマンホールの中へ。その後ロケット団のメカの攻撃で、閉まったマンホールの蓋が変形してしまいます。ポッチャマの「うずしお」でロケット団を退けることはできましたが、変形したマンホールの蓋は開きません…。
地上のヒカリからそれを聞いたサトシは、ピカチュウとふたり地下水路の中をあまり動かずに待つことにします。
そこへ現れたのはさっきのルクシオたち。急いでそのあとを追うサトシとピカチュウ。辿り着いた先には水路の脇の通路の上で苦しそうに横たわっているホエルコがいました。ルクシオたちはホエルコのためにポケモンフーズを持ち去ったのでした。そしてまたサトシは、ホエルオーたちが海上に留まっていたのはこのホエルコがいないせいだと気づきます。

ルクシオたちはサトシたちに警戒しますが、サトシは体の表面が乾くと元気が出なくなるホエルコのためにブイぜルの「みずでっぽう」で水をかけ元気づけ、ルクシオたちと協力してホエルコを水路のほうへ押し戻してやります。
地上ではヒカリやタケシたちもマンホールの蓋を開けようと頑張っていました。ピンプクの力でもびくともしない蓋に、ヒカリはとうとうマンムーを出します。…が、相変わらずヒカリの言うことには耳を貸さないマンムー。ヒカリはしぶしぶポフィンを出して見せ、蓋を開けてくれたらポフィンをあげると言う作戦に。。。それが功を奏し(ヒカリやポッチャマはポフィン目掛けて突進してきたマンムーの勢いに跳ね上げられてしまいますが)、蓋は外れました。そこから入り込みサトシを探しに行こうとすると、ポッチャマが道案内をすると言い、不安も残しつつヒカリたちはポッチャマについていくことに…。
一方、サトシはルクシオたちと水路を辿り、ホエルコが落ちてきたと言う水路内の段のところにやってきました。ホエルコの高さぐらいの段でしたが、みんなで力を合わせてなんとか押し上げることができました。
さらに進んでいくと、先ほどの段とはくらべものにならない高い壁が現れ、さすがのサトシもこれは登れない…と零してしまいます。その言葉に涙を浮かべるホエルコ。それを見てさっと自分の言葉を撤回し、知恵を絞るサトシ。
そこで思いついたのは、水路の住人であるタマザラシたちの「れいとうビーム」で氷の滑り台をつくり、同じくそこに住まうヒメグマの木製の家具を借りてそりを作ってそれにホエルコを乗せ、ブイゼルとヌオーたちが押して進ませ勢いがついたところにピカチュウルクシオアイアンテールで跳ね上げるというものでした。この地下水路にたくさん住んでいるポケモンたちのリーダーであるルクシオの呼びかけに皆が協力し、作戦は成功!そしてヒカリやタケシとも合流できます。
やがて行く先には光が差し込み出口も見えてきました。が、ルクシオは警戒する素振りを見せます。
水路からゆっくりと忍び寄る影があります…水から上がってきたのは1匹のラグラージでした。サトシたちが縄張りを荒しに来たと思ったと思ったラグラージは、サトシの話にも構わず攻撃を仕掛けてきます。仕方なくサトシはハヤシガメで応戦します。一撃のもとラグラージを倒し、ようやくホエルコは出口をくぐり、海へ…!
ここで一件落着かと思ったところ、ホエルコの進化が始まります。眼の前には橋、ホエルオーの大きなからだでは到底通れません。
しかし、橋の中央が開閉可能である跳ね橋であることにタケシが気づき、皆で跳ね橋を手動で開けるため、橋の制御室へ急ぎます。
やっとの思いで辿り着いた制御室ですが、電源が落とされていた様子で橋の開閉をする機械が動きません。困惑しているサトシたちをよそに、ホエルオーの背後には、先程の仕返しにラグラージが迫ります。サトシはすぐさまホエルオーのもとへ向かいます。
一方制御室では電圧を上げるため、ピカチュウルクシオが電源に電気を送っていました。ヒカリのパチリスルクシオのしっぽをかかえてちいさなからだで頑張ります。ですが、電圧が足りません。そこでルクシオは水路に住む電気タイプのポケモンたちを呼び寄せ、皆で電気を送ります。すると電源が入り、寸でのところで橋を開けることができました。ホエルオーも無事仲間のところへ戻り、皆で噴水をあげて虹を作ってお礼をして去っていきました。
それを見届けルクシオたちと別れると、昼食もまだだったサトシたちはポケモンセンターへ赴きました。



新年最初のお話、楽しかったですね〜。ヒメグマとか出てきて、ぼくたちピチューブラザーズとかの作品を思い出すような軽快なお話でした。あんまり見せ場がなくてロケット団がちょっとかわいそうですが……
つんつんしてたルクシオがかわいかったですね〜。最初は警戒してたルクシオでしたが、だんだんサトシと仲間のようになってきて、でもサトシにとっては旅の途中の一地点にすぎないからこの街を去っていくのかー…淋しいもんだなーとか思っていたら、サトシがルクシオに、オレ、おまえのこと忘れない、みたいに告げてるところがあって、そこがとても好印象でした。
サトシもヒカリも目指すものがあってそこへ向かうための物語ではありますが、それを縦に伸びてくものだとしたら、目標に向かうまでの各地点地点で出会うポケモンたちとの物語は横の広がりといった感じでしょうか。その両方があって、ポケモンは面白い作品だなあと思います。しみじみ。

さて、今年も新年から出ましたヒカリさんちのかわいいコ!途中の提供で「ちぱちっぱぁ〜♪」と声が入ってたので、これは後半出るのか!!!と期待に胸を膨らませてたら、出ましたよ〜!パチリス!!ルクシオのしっぽを一生懸命かかえて放電頑張ってました♪今年もかわいいなぁ〜vvvこの勢いで(っていうほど出てませんが)今年は去年の500倍ぐらい出てきてほしいもんです!!


それから、拍手を頂きありがとうございました!!