WJ3号をさらっと… ※ネタばれがありますので、ご注意くださいね。引用は「」抜きしています。


アヨンの左胸に突如風穴が空き、目を瞠る吉良くんの視線の先には、山じいの姿が…。
「やれやれ…総隊長を前に出させるとは… …情け無い隊員達じゃの」との山じいに、吉良くんはすぐさま詫びの言葉とともに頭を下げます。その様子に「ほれ それがいかんのじゃ」と諭す山じい。
「儂に頭を下げる暇があったら 敵をよう見んか」山じいが促した先には、左胸を大きな手で覆ったかと思うと、奇声を上げながら左胸を自ら叩くアヨンの姿がありました。獰猛そうな雄叫びを上げ、アヨンは真の顔を露わにします。鹿のような仮面はちょうど鼻の位置に、その両脇には血走った巨大な眼、仮面の下からは裂けんばかりの大きな口が。
尚もアヨンは恐ろしい声を上げ続け、右肩から右腕を肥大化させます。そして怒り狂った勢いで山じい目掛けて襲い掛かります。
ですが、山じいはアヨンの巨躯にさえ不釣り合いなほど巨大化した右腕を、片手で軽く止めます。そしてそのままアヨンをぐるんと引き倒します。
「人を…殺すことしか考えられぬ物の怪か」「哀れ」アヨンを凝と見遣ると、山じいは杖を斬魄刀の形に変えます。「流刃若火 一ッ目 撫斬(なでぎり)」流刃若火を解放すると、アヨンを頭から真っ二つにします。
そうなってもまだ立ち上がろうとするアヨンに「…やれやれ もう止さんか。お主の様な哀れな獣を何度も斬るのは気が重い」と呟く山じい。
しかしながら、山じいの言葉が届こうはずもなく、アヨンは襲い掛かります。
「…止せと言うのが 解らんか小童」ぎろりと冷厳な目で睨むと、山じいは流刃若火をひと振り。一瞬にして辺りには大きな炎に包まれ、アヨンを焼き尽くすのでした。今週はここで了。


アヨンやっつけられました…さすが山じい…。
来週は、年忘れ山じい流刃若火乱舞ショー…ではなく虚夜宮に舞台を移すようです。流刃若火のいろんな技も見たいですが…!
「一護が動く!!虚夜宮での激闘が再び始まる!!」との予告が載っていました。
アヨンやられてアパッチたちどうなるのかなぁーとも思いながら。。。