アニメ 184話

刑軍の介入で諸処で起こっていた各隊の小競り合いは収拾がついた模様。廷内では不審な動きが見られる霞大路家に探りを入れるよう、浮竹さんが山じいに進言するも取り合ってもらえなかったようです。
一方、瑠璃千代を捜す一護、ルキア、天貝さん、愁くんのところには、吉良くんからの地獄蝶がきます。三番隊の闘技場で瑠璃千代を目撃したとの吉良くんの情報にみんなで向かうことに。
闘技場では吉良くんと貴船が対立し、互いに刀を抜いて戦います。霞大路家が何をしようとしているのか質されても、貴船はそれには答えず、霞大路家の強大な力を利用し自分は強くなるのだと明かすだけでした。貴船斬魄刀・烈風は、吉良くんの侘助の攻撃をも無効にするほど強いようです。吉良くんはそんな貴船に「十分な力があるじゃないか」と言いますが、貴船のほうは烈風を手にするのにどれだけの犠牲を払ったと思っている、と怒りを露わにします。しかし、吉良くんの赤火砲に倒れる貴船。烈風での防御が間に合わず、吉良くんに獏爻刀をかざす貴船。一瞬隙ができた吉良くんは、弾き飛ばされてしまいます。やがて吉良くんの前に現れた貴船の左腕は先ほどの獏爻刀と一体化を始めていました。その様子に目を瞠り、なぜそのようなものを貴船がてにしているのかと吉良くんは訊ねます。その問いに、自分には力がある、だが誰もそれを認めようとしなかった、と語り始める貴船。真央霊術院在学中も常に首席だったのに卒業と同時に護廷隊入りを果たせず、数年ののちに始解を会得し、ようやくにして貴船は入隊を果たします。数多くの虚を倒す一方で、虚を斬るためなら仲間の犠牲をも厭わない貴船の戦い方は皆に反発を生み、貴船は孤立を深めていきました。除隊こそ免れたものの、貴船は遠征隊への出向を余儀なくされます。その遠征のさなかに貴船は、現在手にしている獏爻刀を見つけたのでした。
獏爻刀を手にし、力を得た貴船貴船は、すべての死神に自分の力を認めさせる、自分より能力のないものが自分の上に立っているのが許せないと息巻きます。そして吉良くんにとどめを刺そうと刀を振りおろそうとする貴船。今週はここで了。



ここのところ、毎週吉良くんがんばれー!とオリンピック観戦みたいに応援しています(笑)貴船が相当吉良くんを弱いと思ってるのが、なんかなぁ〜。そんなわけないだろー!!と。
こんな貴船を連れて来た天貝さんもなにかお咎めがあるんでしょうか。途中、剣ちゃんとやちるが登場する場面で、天貝さんの隊長昇任のために立ち会ったふたりのうち一人が剣ちゃんだったということが分かります。それに関して剣ちゃんは、じじいに騙されたとぼやいていました。。貴船の隠された面が暴かれたので、今度はそろそろ天貝隊長着任の裏側などが明かされていくみたいですねぇ。愁くんの必死の訴えに耳にして一護側にあっさりついてくれたりして、今のとこいい人風味(?)の天貝さん。浮竹さん、京楽さんが肩入れしてるのもあって、このままいい人で終わってくれー。

浮竹さんといえば、冒頭近くで山じいに進言をつっぱねられて気落ちしてる顔で歩いてたところに、京楽さんに声をかけてもらってるとこがよかったー。というか、京楽さんがいいんだよな、ここは。やさしいっ!つーか待ち伏せ!?(笑) 浮竹さんが考えてることや、しそうなことを理解してくれて先回りしてくれてるとこがいい〜。茜雫ちゃんの映画の小説にあった一節を思い出しました〜、このシーン見てて。*1

関係ないですが、侘助の能力を語る吉良くんが「さらに倍!」と言ってたのが往年のクイズ番組・クイズ〇゛ービーを思い出させて、ちょっとだけ面白かった…古いなぁ…。それと、獏爻刀を初めて(?)使おうとして緊張していた感じの貴船の様子が、予防注射を受ける前の子どもみたいでした(笑)

*1:映画のほうではなかったシーンなのですが、茜雫ちゃんを助けに向かった一護に尸魂界からは援軍を出さないことが決まり、気を揉んでいた浮竹さんに京楽さんが援軍がひそかに出たことを示唆してくれる場面が小説ではあります。京楽さんに髪をつかまれる浮竹さんがかわいすぎる…!すきだらけじゃん!(笑)