今週号の感想。(言いたいことに届いてない文なのに書き留めちゃってすみません)

先週に引き続いて長門の悲しい過去なんですがー…なんだか読んでいて、こちらも芯から悲しくなってしまいますね。自分が小南や長門、弥彦たちが好きだから特にでしょうけれど。。。
長門が相手を、敵だから・子どもだからと侮ることなく隠さず自分の過去を話をしていることと、それに真摯にナルトが耳を傾けていること、それらが少しでも未来や希望につながるといいなぁと思って読んでます。

まず、おとうさんとおかあさんのお墓を自分の手でつくってそれにお別れを言ってる長門の姿からして悲しいです。お墓にはちゃんと、どこからか摘んできたお花が飾ってあるし…。
食料が尽き、家々をまわる長門。集落(?)の一番はずれにある家が扉を開けてくれて、一瞬笑顔を見せる長門。読んでるこちらは扉を開けたおじさんの目が猜疑心漂ってて厳しくて「こりゃー分けてくれね―な」って予想つけたりしましたが、長門は扉を開けてくれたことにささやかに無垢な希望を持ったんだろうなーって感じで、冷たく断られた姿がかわいそうです。
食べ物が底をついて行き倒れる長門にすっとパンを差し出す手・・・降り止まない雨の中現れたのは小南ちゃん・・・!「これ・・・食べて・・・」傘からのぞくすこしの笑顔がとってもやさしそうでかわいいんですが・・・!かわいい!かわええ!!かわいいよぉ!まさに天使様ですよぉ。私が長門だったら惚れてるよ!(え)暁の小南ちゃんは冷静な印象のほうが強いんですが、『者の書』にも書いてあった「やさしい」ってとこがよく出てて、この場面がすごく好きだー!
パンを目の前にして「いいの?」と確かめる長門に小南ちゃんが「うん…」と答えて、ようやく笑みをこぼす長門の表情も好きです。小南ちゃんに連れられて雨を凌げる隠れ家(?)で、チビにパンを半分分けてあげたあと、残りの半分をもぐもぐしてる長門の安心したような顔が子どもらしくてかわいかったです。
そして弥彦登場。小南に「何だよ そいつらは?」と不満そうに訊いてます。それに「死にかけてたから…」と心底困った様子で小首を傾げてる小南ちゃんがとってもかわいいんですが…!そして死にかけてたからっていうダイレクトな表現がおもしろいのですが!
「犬まで拾ってきたのかよ…ったく」「名前はァ!?」とぶつくさ言いながらも長門に尋ねる弥彦。犬の名前を尋ねられたのかと思って「…チビ」と答える長門に「変わった名前だな お前…」と返す弥彦、そう言われて「いや それは犬の…」とさらに返す長門。。。
ここのやりとりかわいいですね。
回想の中でちょっと面白い部分を作っただけなのかも知れませんが、長門が今に到るまで、弥彦と初めて出会ったとき・こんなちょっとした齟齬もあったなと覚えているのなら面白いなーと思いました。流れの中の回想ってだけじゃなくて、長門にとっての弥彦の記憶に広がり(奥行き)を感じさせて。
デイダラの暁に入る時の回想を読んだときも同じことを感じましたが、流れや展開のための回想の範囲にとどまらない肉づけが良いなぁ〜って思いました。(なんか言葉足らずですが)
生きるために盗みもやったとナルトに語る長門は、「そんな状況の中でも 弥彦は希望を捨てなかった」と続けます。
自分の夢は世界征服だと語る弥彦の言葉に「世界…征服…?」とちょっと耳を疑うような表情を浮かべて長門は訊き返します。「世界の天辺取ったら もうこんな思いはしなくてすむだろ!」と意気揚揚と・誇らしげに語る弥彦。その脇で小南ちゃんも笑みを見せていました。小南ちゃんも弥彦の夢に希望をのせてたんだろうなあ。ああ、なんか切ない。弥彦の夢がこれから先にあると信じて自然にこぼれる笑顔って感じの表情ですよねぇ。
弥彦が「このままくたばったら ボクを産んでくれた父ちゃんと母ちゃんが浮かばれねェ!」って言ってるのにはちょっと感心しちゃいましたよ。。。いいおやじさんとおふくろさんだったのね・・・(泣)
弥彦の夢を聞いて「それじゃまるで神様みたいなもんだね」と笑顔を見せる長門。神って言葉がペインを思わせますよね。
「戦いも無くす事ができるかな?」長門が言葉を続けた傍ら、雨中振ってくる起爆札付きのクナイ。起爆札が爆発し、弾き飛ばされる三人とチビ。続けて起こる爆発に何事かと弥彦が近くを窺うと、崖(?)下では半蔵と若き日の自来也先生、綱手さん、大蛇丸が戦っていました。
息をしていないチビの手当てもできずその場を離れる三人…安全な(?)場所まで避難したときにはチビはもう死んでしまっていました。悲しく項垂れる三人、その中で弥彦が突然手近にあった柱に拳をぶつけ、自分ではどうにもできない今の状況への苛立ちや悔しさを滲ませ、「こんな戦いの続く世界なら――ボクがこの世界の神様になってやる!!」と力を込めます。そばでチビを抱きしめ泣いていた長門にとって、その弥彦の言葉・夢が自分の夢になります。
このときの三人って何歳ぐらいなのかなぁ。。。悲しいなぁ。うーん、この状況が悲しいのは勿論、このあと弥彦はいなくなってしまうし、きっとこの夢は叶わないんでしょうねえ…?そう思うと、弥彦、長門の誓いの強さを目の当たりにしたことで、もっと悲しい切ない気持ちにさせられますねぇ。。。ううむ。
長い上にまとまってないなーうーん。。こんな駄文にお付き合い下さった方、もしいらっしゃいましたら心から感謝致します。


でも、カードゲーム情報のとこで旦那がいたのはうれしかったですよ、とっても!