WJ6,7号を簡単に…。※ネタばれがありますので、ご注意くださいね。

虚夜宮そびえる周辺では、すっかり回復した恋次が虚たちを薙ぎ払い、茶渡も拳を振るいます。しかし次々に虚たちはふたりの前に現れます。それに「どんどん新手が出てきやがる!」と舌打ちする恋次と「問題ない…!」と意を決する茶渡
一方ふたりのそば近くの岩山の一角では葬討部隊の隊長と対峙するルキア。彼の部下をすべて倒し、「貴様の部下は全て倒れてしまったぞ」と少し笑みを浮かべるルキアに対し、葬討隊長は刀を解放します。「…生い上がれ『髑髏樹(アルポラ)』」と刀を翳して彼は「…部下が倒れたから何だと言うのです…」「貴女は直に知る 私の部下を倒すことで貴女に勝利は訪れはしない」と不気味な言葉を続けます。その言葉にルキアが眉を顰めると、突如背後の建物から大きな衝撃音が聞こえてきます。驚いて振り返るルキア…眼には虚夜宮の中の一護を案ずる色が浮かんでいます。

虚夜宮の中では一護とウルキオラが激しくぶつかりあっていました。一護の剣戟を片手で持った刀で押し留めるウルキオラ。一護が攻めているかと思えばウルキオラは足を使っての攻撃に出ます。それを避け、一護は月牙天衝を放ちますが、ウルキオラの一刀のもとに斬り裂かれます。素早い動きで一護の攻撃を封じたウルキオラは隙をついて虚閃を放ちます。
以前はそれをまともに食らって立っては居られなかった一護が、今は目の前にしっかり立っているのを目にし、ウルキオラは「例の仮面も出さずに俺の虚閃に耐えたか… …力をつけたな」と零します。そしてそれが「グリムジョーを倒した所為か それとも」「その女の為か」と織姫ちゃんを指して尋ねます。「或いはこの塔の下で戦い続ける仲間とやらの為か」とも。
厳しい目を向けたまま答えない一護に、ウルキオラは織姫ちゃんのほうを見遣って「…その女は最早我々の同胞だ ここから救い出したとしてもそれに変わりは無い」と言い切ります。
「救い出す事に意味など無い」言い放つウルキオラに「…それは…てめえが決める事じゃねえ…!!」と語気を強める一護。その言葉に眉ひとつ動かさず、ウルキオラは「――そうだ 藍染様がお決めになる事だ」と応えるのでした。今週はここで了。


戦いの舞台が空座町から本格的に虚圏へ移りました〜。(おいしいとこはお預けにされたよーな気分だ……)
とはいえ、もちろん一護やルキアのことも気になりますよ。ていうかせっかく元気になったのにまた怪我するのか!!?ルキア!!(泣)葬討部隊(と書いてますが、名称がちょっとうろ覚え…です…)のおじさん(?)がどんな技出してくるのか心配です…。十刃のひとりを倒したルキアだけど、やっぱり苦戦を強いられるのかな?
ウルキオラが「仲間」と言い切らずに「仲間とやら」と言っているところが印象に残りました。ウルキオラの中では、やっぱり「仲間」とかっていうものが理解しがたいものってことなんでしょうかねえ。。。同胞はあっても仲間は無いってことなんですねえ。。。