「ギラティナと氷空の花束シェイミ」を観てきました!※ネタばれがありますので、ご注意ください!

ようやく行けたぞ〜、今夏のポケモン映画!!面白かったですよー、やっぱり。パチリスはほとんど出てなかったけど!(笑)写真は映画館で売ってたノートとパチリスの小銭入れ(?) 
以下、感想やストーリーについて大まかですが書いています。大雑把ですがネタばれがありますので、まだご覧になってない方は本当にお気を付けくださいね!!(細部が間違っていたらすみません)










美しい森の中で突如ギラティナによって反転世界へ引きずり込まれるディアルガ。必死に抵抗するディアルガと応戦するギラティナ、ふたりの激しいぶつかり合いに巻き込まれ、一緒に反転世界に呑み込まれてしまうシェイミ。反転世界ではそこから逃れようとするディアルガと捕らえようとするギラティナの戦いが続きます。その戦いに巻き込まれそうになったシェイミシードフレアで反転世界に風穴をあけ、そこから脱出します。そしてディアルガシェイミのつくった風穴から脱出します。その際、ディアルガは反転世界の時間になにかを施し*1ギラティナがそこから現実世界へ出られなくしてしまいます。
現実世界の時空に歪みができた際、それを正すために存在する反転世界。ギラティナはそこの主であり、この反転世界をひとりで守ってきていたのでした。そのためアラモスシティでのディアルガパルキアがぶつかり合った際*2は反転世界に多大な影響が出*3、それに怒ったギラティナディアルガを捕らえようとしていたのでした。しかし、ディアルガの時間転位みたいな技で反転世界から出られなくなってしまったギラティナは…。
反転世界から脱出したシェイミはサトシたちと出会い、自分は「花はこび」のために「お花畑にいかなくちゃだめなんでしゅ!お花畑につれてくでしゅ!」と会ったばっかりなのに威張りんぼで頼みます。それに付き合うことになったサトシたち一行。しかし、行く手にはシェイミを狙うギラティナ、同じくシェイミを狙うゼロという青年が現れ、道を阻みます。
反転世界と現実世界を行き来するすべを失ったギラティナシェイミシードフレアによってそれを打開しようとしているのでした。一方、ゼロという青年は、反転世界を自分のものにしようとし、反転世界と現実世界を行き来することのできるギラティナの力のすべてをコピーするべくギラティナをとらえるため、現実世界から反転世界へ行くためにシェイミシードフレアの力を必要としていました。そして、仲間たちが待つグラシデアの花の咲く花畑を目指すシェイミとサトシたち。三者の思惑や思いがぶつかり合い物語は進んでいきます。



以下、脈絡のない感想です。
ギラティナシェイミを執拗なまでに追ってくる理由が明かされるのが結構あとのほうなので、ほんとに最初はシェイミの言うとおり、ディアルガを取り逃がす原因になったシードフレアを放ったシェイミを「食べるつもりでしゅ!」なんだと思っていました。なのでギラティナ=ワルモノ図式で観ていたら、ゼロがシェイミを捕らえた際ムゲンさんがギラティナシェイミを追う目的を説明してくれ、そうだったのか!と思いました。この辺、去年のダークライとおんなじ構図ですね、、私の頭って単純だなぁと思いました(汗)物語後半、ゼロから反転世界を守るためサトシやサトシのポケモンたちと共闘するギラティナ。その際サトシと頭にのっけてくれたりして、なかなかいいやつみたいです、ギラティナ。見かけ厳ついですけど。
今年の映画は、人物よりもギラティナシェイミにスポットが当たってる気がして、バトルが多かった印象です。ギラティナのでっかいからだの質感が、硬そうではなく、しなやかに描かれていて、漂う移動する様や翻って攻撃をする様が唸る肢体という感じでした。(王蟲を思い出したりもしました…(笑))なので、劇中傷ついたギラティナがぐったりしてる様子はなんだか真に迫ってるものがあり、それを目の当たりにしているサトシやヒカリ、シェイミ、たくさんのポケモンたちの如何ともしがたい気持ちが伝わってくるようでした。娘はギラティナが傷ついて落ちてくる様子が、ほんとうみたいでこわかった、と言っていました。
そういえばレジギガスがもっと出るのかと思ったらそうでもうなかったです。寡黙に?みんなの森を守ろうとするかっこいいレジギガスでした。
物語の最後、ギラティナディアルガの気配を感知し、そちらのほうへと向かって消えていきます。そして来年は、ギラティナディアルガパルキア三つ巴の戦いが映画になるようです!
生意気な言葉づかいのシェイミでしたが、ラスト、花はこびのため仲間たちのほうへ駆け出すまでの・サトシたちとのお別れのシーンは感動でした。劇中、ふだんヒカリに抱っこされてるシェイミギラティナに追われたりするときはサトシの頭に飛び乗ってくるので、サトシが「なんでこんなときだけオレのほうに来るんだよっ!?」と苦情を言うと、「食べられるときはいっしょでしゅ!!」とかシェイミが答えてるのが面白かったです。劇場も大笑い。当たり前ですが、お子さん連れが大半で子どもたちはポケモンたちが出てくるたびに「〇〇出た!」とかおおはしゃぎ。元気な場内でした。私が娘にパチリス出た〜vと言っててもだいじょうぶでしたよ(笑)もちろん小声でだけど。
最後、歌にのせてこの顛末が流れてましたが、物語の最後にメカごと氷づけにされてしまったゼロをかつての師匠だったムゲンさんが引っ張り上げるところが好きでしたね〜。ゼロがなんで反転世界をあんなに欲したのかは描かれていなかったですが、更生してムゲンさんとまた研究でもやってほしいもんです。それから、感謝の気持ちを表してグラシデアの花を贈る風習があることを聞いたサトシ達がそれぞれの家族にグラシデアの花を贈るのはよかったです。それぞれから贈られた花が、サトシ、タケシ、ヒカリそれぞれのおうちに届く場面はとても好きでした。なんか感動しますね。
あ、ヒメグマかわいかったですv

映画の冒頭ではぬりえコンテスト絵が紹介されていましたが、そこの背景でパチリスはころころ遊んでました〜。 「このゆびとまれ」の歌の終りにサトシたちの手持ちポケモンたちが一列に並ぶんですが、一番最後に出てきたパチリスがやや中央にいたポッチャマの横に並んでたのがかわいかったです〜v

*1:ギラティナが反転世界から出ようとして天上に近づくも、またもといた場所に戻っていました。

*2:昨年の映画とつながっているんですね。

*3:有毒ガス?暗い紫色のガスがたくさん発生。現実世界のゆがみのせいで発生するみたいです。