最新刊32巻を買ってきました！軽くネタばれありかもです

お昼休みに買ってきた32巻です。一護とグリムジョーの息つく暇もない激しい戦いと、日番谷くんが霊術院に入る前のおばあちゃんと潤林安に住んでたときのエピソード。以下ネタばれがあります。

グリムジョーの奥底に秘めている野望が明らかになったり、虚圏での戦いへの一護の覚悟がさらに高まったり、本当に緊張感の途切れない内容。P140、一護の「…てめえだけが…　勝ちてえ訳じゃねえんだ……」の言葉に顕れているように、勝ち進みたい、勝ち進んで成し遂げたいことへの渇渇とした強い欲望がぶつかり合う激しい戦いの巻でした。またP100、虚化した一護に怯み恐怖感を覚えた織姫をネルが「あんたが一護を応援スなくて…どうするっスか！！！」と諭すところも感動です。前頁「一護は人間っス！！」「それなのに死神ンなって　仮面までかぶって　あんなデタラメな力つかって！！」「一護が苦しくない訳ないっス！　苦しいに決まってるっス！！」と織姫に叫ぶネル。本当にそうだとしみじみ。そしてそんなふうに一護を思いやれるネルは、本当にやさしい子(子って言っていいのかな？本当は結構おねえちゃんだもんなぁ)だなぁと思いました。
グリムジョーとの戦いを終え、織姫ちゃんやネルたちを気遣う一護のやわらかい表情がとてもやさしそうです。なんか目じりもなごやか。(なんか海燕っぽいとか私は思いました。。。似てるってこういうことか〜！って。)その和やかになったところへグリムジョーが再び立ち上がります。傷だらけで襲い掛かってきたグリムジョーの一撃を一護が片手で受け止め、「今はもう止めろ…！」(P163)と制しているところにやってきたのはノイトラ…！グリムジョーがなんて反論するのかな、と思っていたところだったのに…またきみか！江○田ちゃん！！(笑)
日番谷くんのエピソードは、乱菊さんとの初遭遇が描かれており、日番谷くんの霊術院入学を決意させたのに乱菊さんが関わっていることが分かります。乱菊さんは昔から素敵だったのね！日番谷くんは、小さい頃からまわりの人を思いやるばかりに自分を押し殺してる部分があったんだな、って思いました。切なくなりました。